
イギリス・スコットランドの街グラスゴーの中心部、アーガイル・ストリートには、大きなトネリコの木が一本、集合住宅を覆うように生えている。
1850年代に植えられたというこの木は、第二次世界大戦中の空襲や、トネリコ立枯病の流行といった危機を何度も乗り越えて170年以上、凛と立ち続けている。
このトネリコは、2025年の「英国 今年の木」コンテストで優勝し、来年開催される「ヨーロッパ・今年の木」にノミネートされることになった。
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Source: カラパイア