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 夜の湿地や墓地にふわりと現れる青白い光。日本では「鬼火」と呼ばれ、昔から怪奇現象として語り継がれてきた。

 海外では「ウィル・オー・ザ・ウィスプ(Will-o’-the-wisp)」として知られ、旅人を迷わせる霊の仕業だと考えられてきたが、科学的には、腐敗した植物や動物から発生するメタンガスが燃える現象とされている。

 とはいえ、メタンは常温下では自然に発火しない性質を持つため、なぜ火がつくのかについては長年説明がつかなかった。

 そんななか、アメリカ、スタンフォード大学の研究チームがその謎に挑み、新たな説を打ち出した。水中の気泡から生じるごく小さな電気放電が、メタンを発火させている可能性があるというのだ。

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Source: カラパイア