
イースター島に点在する巨大なモアイ像の謎のひとつに、「どうやってあの巨石を運んだのか?」というものがある。
長年にわたり、そりで寝かせて運んだ説や、人力で転がした説などが語られてきたが、今回改めて注目されているのが、2012年に提唱された「直立させたモアイ像を人間が運んだ」という、いわゆる“歩かせた”説である。
アメリカの研究チームが、物理学・3Dモデリング・実地実験を通してこの説を検証したところ、モアイ像は直立したまま、ロープを使って左右に揺らしながらジグザグに“歩くように”運ばれていた可能性が高いことがわかってきた。
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Source: カラパイア