
ニュージーランド北島の森から、固有種の「フイア」という鳥の姿が消えて、既に1世紀以上が経った。
2024年5月21日、この絶滅種の尾羽1枚がオークションに出品され、46,521ニュージーランド(NZ)ドル(約406万円)という記録的な高値で落札された。
この羽の重さはわずか9g。グラム単位で言えば金よりもはるかに高い、「世界で最も高価な羽根」として話題を呼ぶことになったのだ。
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Source: カラパイア