
太陽系外からやってきた恒星間天体「3I/ATLAS」が、新たな変化を見せた。2025年7月から8月にかけて、この天体には太陽方向に伸びる尾が出現していたのだが、9月には尾の向きが反転したことがアメリカの研究者により確認された。
彗星のように塵やガスを放出していたことから、この天体は「彗星状の恒星間天体」とも呼ばれている。
その尾の向きが切り替わった理由について、天文学者の多くは自然な塵の挙動である可能性を示しているが、一部の研究者は、これは宇宙船の減速による噴射痕ではないかという説を唱えている。
▼あわせて読みたい
・もうすぐ太陽に最接近する彗星「3I/ATLAS」、天の川銀河の果てから来た可能性
・地球に接近中の第三の恒星間天体「3I/Atlas」が光を放っている可能性
・史上3番目となる恒星間天体が太陽系を爆走中
・恒星間天体オウムアムアはやはり宇宙人の船なのか? その正体をめぐり専門家らが熱い議論を繰り広げる
Source: カラパイア
