
一酸化炭素は目に見えず、臭いもないことから「サイレントキラー」として知られている。これまで一酸化炭素中毒の治療は、酸素を吸わせて体内から徐々に追い出すしか手段がなかった。
そこで今回、アメリカの研究チームは、一酸化炭素を血液中から直接取り除く初の解毒剤を開発した。
人工タンパク質をベースにしたこの治療法は、わずか数分で血液を浄化できるという。
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Source: カラパイア
