チェルノブイリの立ち入り禁止区域にいた青い犬 / Image credit:Clean Futures Fund/Instagram

 ウクライナのチェルノブイリ立入禁止区域で、、青い毛におおわれた3匹の犬が目撃された。ここは1986年に原子力発電所事故があった場所で、放射線による突然変異が疑われたが、その原因は意外なところにあった。

 調査の結果、犬たちは、現地に残された古い仮設トイレから漏れ出した青い消臭・洗浄液の上に転がり、毛が染まってしまったとみられている。

 青く染まった毛が犬の健康に影響を及ぼすことはほとんどないとされており、時間とともに色も自然に薄れていくと考えられている。

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この記事のカテゴリ:自然・廃墟・宇宙 / 動物・鳥類

Source: カラパイア