
長時間座りっぱなしの生活が健康に悪いことは、もはや常識になりつつある。心臓病や脳卒中、糖尿病のリスクを高めるだけでなく、筋肉の衰えや肩こり、腰痛の原因にもなる。
「座ることの悪影響」を防ぐには、こまめに立ち上がり、歩くことが推奨されているが、別の方法があるという。ココアを飲むのだ。
イギリスのバーミンガム大学の研究によると、ココアに含まれる天然成分「フラバノール」が、長時間座り続けた際に起こる血管機能の低下を防ぐことが確認された。
興味深いのは、この効果が体力の高い人にも低い人にも共通して見られた点だ。今回の実験は18歳から45歳までの男性のみを対象に行われたが、デスクワークで働く人々にとっては希望を感じさせる研究だ。
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Source: カラパイア
 
 
 
