昆虫のアリで作るヨーグルト / Image credit:: David Zilber

 ブルガリアの小さな村では、温めた牛乳に数匹のアリを入れて一晩置くと、ヨーグルトになるという古くからの言い伝えがある。

 その奇妙な製法を、デンマーク工科大学とドイツ・ルートヴィヒ・マクシミリアン大学(LMUミュンヘン)の研究チームが科学的に再現した。

 研究によると、アリが持つ酸や酵素、さらに共生する微生物が、乳たんぱく質の発酵を自然に促していたことがわかった。

 「アリ・ヨーグルト」は本当に存在し、食べられていたのだ。昔の人の暮らしの知恵が現代科学で証明された瞬間だ。

続きを読む…

▼あわせて読みたい
ペルシャ兵が起源、小石で焼くパン「サンギャク」とは?
古代ローマ料理を再現した期間限定レストランがアメリカに登場!
「大草原の小さな家」でおなじみ、ローラの大好きなおやつ「ヴァニティーケーキ」の作り方【ネトメシ】
他の国って大晦日や元旦に何食べてるの?世界6か国の縁起の良い料理
墓石レシピ。故人の好きなレシピが刻まれた墓石を見つけ、料理を再現

この記事のカテゴリ:料理・健康・暮らし / 昆虫・爬虫類・寄生虫

Source: カラパイア