
「でも私は当時、安福容疑者の友達が好きだったんです。でもそのことを伝えて付き合えませんっていうと傷つけるかなと。その友達とギクシャクしてもまずいし」
高校を卒業後、高羽さんと安福容疑者は別々の大学へ進学したが、2人ともテニスは続けた。
「大学2年の頃だったと思うんですが、学生選手権か何かの試合の時『お前がプレーしているコートのそばで応援している女の子が数人いるけど誰なの?』と仲間に聞かれ、見てみたら、その中に安福がいたんです。でもその時に話はしていません。そんな思わせぶりなこと言って、希望を持たせることはしたらあかんと思ってましたから」
ある日、大学で練習中、安福容疑者がテニスコートへ見にきたことがあった。何時間も練習が終わるのを待っていたから「このまま帰すのは流石に悪い」と思い、一緒に喫茶店へ行った。
「そしたらなんかシクシク泣き始めたもんだから。周りからは女の子に失礼なことをしたような視線を浴びるし、えらい大変な思いをしました」
「結婚して、仕事もしながら家事もやって大変だけど、頑張ってるよって言われて。えらい明るくなって良かったじゃんって思って。頑張ってねって返しました。その記憶しかない。それから5ヶ月後にうちの嫁を刺しやがった」
11月13日正午ごろ、安福容疑者は高羽さんが住んでいたアパートへやって来て、高羽さんが仕事で不在中に奈美子さんをナイフで襲った。台所のベビーチェアには、当時2歳の息子、航平くんが座っていたが、無事だった。
高羽さんが訝しげに語る。
「アパートの住所は知らないはずなんです。だからどうやって知ったのか、うちの奈美子と何かあったのか。動機も含めてまだ分からない。安福容疑者との接点が分からないので、もし俺のせいだったら奈美子に申し訳ない。テニス部の名簿も当たって欲しいって警察に言っておけばよかったっていう後悔もあります」
引用元: ・https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1762245674/
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Source: 資格ちゃんねる
