
トルコ南西部の古代遺跡を結ぶ「リキア古道」をトレッキングしていたレカ・クリーグさんの後ろから、突然足音が聞こえてきた。振り向くと、そこには人懐っこい表情を浮かべたふわふわの犬がいた。
思わぬ犬の登場に喜んだクリーグさんは、軽く挨拶を交わして撫でたあと、再び歩き始めた。すると犬も彼女の後をついてくる。
険しい斜面を一緒に歩き、キャンプ地に着くまで犬は離れなかった。だがそこで、犬は他のトレッカーに追い払われてしまう。
それから3日後、寂しさを感じていたクリーグさんのもとに、あの犬が再び姿を現した。犬はクリーグさんに何かを感じ取っていたようだ。それはクリーグさんも同様だった。
この物語は、運命の出会いと再会を果たした女性と犬が、永遠の家族になるまでの物語である。
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Source: カラパイア
