
アメリカ、カリフォルニア工科大学を中心とする国際的な天文学者チームが、超大質量ブラックホールが恒星を飲み込む瞬間をこれまでにない規模でとらえた。
観測されたフレア(突発的な光の放出)は太陽10兆個分に相当する明るさで、数か月にわたって輝き続けていた。
研究チームは、このブラックホールが少なくとも太陽の30倍の質量を持つ恒星を破壊し、その物質を吸収しながら強烈なエネルギーを放っていると考えている。
▼あわせて読みたい
・初期宇宙に孤立した超大質量ブラックホールを発見(ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡)
・融合する銀河で超接近した超大質量ブラックホールのペアを発見(NASA)
・超大質量ブラックホールが覚醒する瞬間を天文学者が初観測
・超大質量ブラックホールがしゃっくりする理由を天文学者が解き明かす
・130億年前の史上最古の超大質量ブラックホールが発見される
Source: カラパイア
