
パレスチナの遺跡で発見された高さ約8cmの銀の聖杯には、世界最古の宇宙創成神話を表現している可能性があるという。
約4300年前に作られたこの聖杯には、蛇が支配する混沌とした世界、人類の誕生、太陽を掲げて新たな秩序が生まれる様子などが描かれている。
スイスの考古学者が率いる国際研究チームは、メソポタミア全域の伝承や「天の舟」モチーフとの関連から、人類最古の宇宙観の一端を明らかにしようとしている。
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Source: カラパイア
