
ブラジル南部で、恐竜出現よりも前の時代に生きていた未知の肉食爬虫類が発見された。
体長約2.4m、鋭い歯と装甲を持ち、まるで恐竜のような姿をしていたが、実は現代のワニの祖先にあたる生物だったという。
新種となる「タインラクアスクス・ベラトル」は、約2億4000万年前の三畳紀に生息し、当時の生態系の頂点に立っていた。
恐竜が登場する約1000万年前、まだ地球がひとつの大陸「パンゲア」に覆われていた時代に、すでにこうした強力な捕食者が地上を支配していたのだ。
▼あわせて読みたい
・皮膚までしっかり残っていた!2億4000万年前の海棲爬虫類、ラリオサウルス化石を発見
・三畳紀の化石からトサカを持つ小型爬虫類が発見される
・元養鶏農家の庭から2億4000万年前の両生類の新種の化石が発見される
・体長25メートル、2億年前を生きた過去最大の魚竜の化石を発見
・新たに発見された三畳紀の生物が、海洋爬虫類の歴史を塗り替えるかもしれない
この記事のカテゴリ:絶滅・絶滅危惧種生物 / 昆虫・爬虫類・寄生虫
Source: カラパイア
