
南アフリカの古い岩石に眠っていた地球最古の生命の痕跡を、最新のAIがついに解読した。
アメリカ、カーネギー科学研究所のロバート・ヘイゼン氏ら国際研究チームが、南アフリカで採取された33億3千万年前の岩石「ヨセフスダール・チャートを分析したところ、生物が残した最も確実な化学的証拠を発見した。
この研究で、初期の生命が残した、識別が極めて困難な微細な化学的パターンをAIが読み解けることが証明されたのである
さらにこの発見は、生命のエネルギー源である光合成が、従来の記録より8億年以上も前から行われていた可能性を示唆しており、地球生命誕生の歴史を大きく書き換えることになるだろう。
▼あわせて読みたい
・太古の昔、地球の海は緑色だった。未来の海は紫色になる可能性も
・地球最古のクレーター、35億年前の隕石衝突の痕跡が発見される
・尻尾ついてる?オーストラリアの奥地で地球最古の動物の一種を発見
・40億年前、地球にはじめて雨が降ったことを示す最古の淡水の痕跡を発見
・生命の起源に関する秘密を発見。17億5000万年前に光合成が行われていたことが判明
Source: カラパイア
