
太陽系外からやってきた謎の訪問者、恒星間天体「3I/ATLAS」は、その特異な軌道と奇妙な組成から、ハーバード大学の天文学者らが提唱する地球外知的生命体の宇宙船説をはじめ、様々な論争を巻き起こしてきた。
NASAの探査機が3I/ATLASが火星に接近した様子を撮影した画像は、米国連邦政府の閉鎖という異例の事態により、公開が一時差し止められていた。
そしてついに、NASAを中心とした15の宇宙ミッションが総動員して収集した大量の画像と観測データが公開された。
さらにNASA担当者は「3I/ATLASが彗星である可能性が極めて濃厚である」と発表した。
画像や組成データは、この天体が知的生命体の技術的な痕跡を持たない、単なる古代の氷塊であることを強く示唆しているという。
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Source: カラパイア
