
火星の過酷な環境で黙々と調査を続けている、NASAの探査車「パーサヴィアランス」。パーシーという愛称で親しまれているこの探査車が、またひとつ歴史的な発見をした。
赤い大地を渦巻き状に移動するダストデビルの中心から、「パチパチ」という強力な信号音を捉えたのだ。
フランスの研究チームの分析により、これは「電気放電」であり、静電気による現象であることが判明した。
長年、火星には電気が発生すると予測されていたが、実際に観測されたのは今回が初めてだ。
▼あわせて読みたい
・火星で水が形成した地下洞窟を特定、地球外生命が潜んでいた可能性
・火星で明確な生命の兆候を発見、NASAが発表
・火星に6機のヘリを同時投下、NASAの新ミッション「スカイフォール計画」
・NASAの火星探査車「パーサヴィアランス」がダストデビルを背景にパシャリと自撮り
・「ダストデビル」が火星のクレーターを移動する驚異の光景をNASAの探査車が撮影
この記事のカテゴリ:知る
Source: カラパイア
