
南アフリカ西海岸にあるウエスト・コースト国立公園で、170年ぶりに野生のヒョウが確認された。1頭のヒョウが自動撮影カメラに写っていたのだ。
これは、長らくこの地から姿を消していたヒョウが、再びかつての生息地へと戻りつつあることを示している。
その背後には、人間が絶滅に追いやったヒョウを再びこの地に戻すための、20年に及ぶ地道な保全活動があった。
人間の活動によってバラバラに分断されてしまった自然を再びつなぎ合わせ、通り道を作る「野生生物回廊」という取り組みが、ついに実を結んだのだ。
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この記事のカテゴリ:画像 / 絶滅・絶滅危惧種生物
Source: カラパイア
