
昭和の時代、「象が踏んでも壊れない」という筆箱のキャッチコピーが一世を風靡したことがあるが、現代の科学少年が挑んだのは、更に驚異的な強度を持つ「紙」の構造だった。
アメリカ、ニューヨーク市在住の14歳、マイルズ・ウーさんが、折り紙と物理学を融合させ、自分の重さの1万倍以上を支えることができる革新的な折り紙構造を作成し、見事科学賞を受賞した。
彼がヒントにしたのは、日本人が宇宙開発のために発明した「ミウラ折り」だ。 彼は54種類ものパターンを検証し、厚紙ではなくコピー用紙が最も強いという意外な事実を突き止めた。
その強度は例えるなら「4000頭の象を乗せてられるタクシー」に匹敵する比率だという。
▼あわせて読みたい
・アメリカで12歳の少年が5つの学位を取得して大学を卒業
・電気自動車の未来を変えるかもしれない新型モーターを17歳の少年が発明
・世界の天才キッズ。6歳の世界最年少のコンピュータープログラマー、2年連続でギネス記録
・天才と呼ばれるの子供たちを45年間追跡調査。彼らはどのように成長したのか?
・12歳で核融合炉を作った少年がギネス世界記録に認定(米テネシー州)
この記事のカテゴリ:サイエンス&テクノロジー / 知る
Source: カラパイア
