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 せっかくの甘いサクランボも、鳥のフンがついてしまうと、危険な病原体が潜んでいる可能性もある。

 だからこそしっかりと洗ってから食べるべきなのだが、サクランボが好きなのは人間だけでなく鳥も同様で、食べられたりフンをかけられてしまうことが多い。

 長年農家を悩ませてきたこの不衛生な問題に、心強い用心棒が現れた。「アメリカチョウゲンボウ」というハヤブサの仲間だ。

 ミシガン州立大学の研究によると、この小さな猛禽類を果樹園に招き入れるだけで、作物を荒らす害鳥が姿を消し、フン害が劇的に減少するという。

 薬も機械も使わず、チョウゲンボウが自然界の法則にしたがい食の安全を守ってくれるというのだから頼もしい。

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この記事のカテゴリ:動物・鳥類 / 料理・健康・暮らし

Source: カラパイア