
映画『スター・ウォーズ』に登場する「タトゥイーン」のように、空に2つの太陽が輝く惑星は実際に存在する。2つの恒星(連星)の周りを回る惑星はこれまでも発見されてきたが、その姿を直接撮影するのは難しい。
だが今回、ノースウェスタン大学の研究チームが、地球から約446光年先にある、2つの恒星の近くを公転する若い惑星の撮影に成功した。
軌道を移動している様子をとらえたタイムラプス映像も公開され、恐竜絶滅後に生まれたばかりの「リアル・タトゥイーン」の素顔がついに明らかになった。
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Source: カラパイア
