
映画『スター・ウォーズ』でおなじみのR2-D2やC-3POのような頼れるドロイド。そんなSFの世界がついに現実のものになろうとしている。
NASAは、人類が再び月を目指す「アルテミス計画」において、宇宙飛行士と共に月面で活動する史上初のロボットとして「MAPP」を選出した。
MAPPは、ナビゲーションAIを搭載した自律型探査車で、映画のドロイドとまではいかないが、月面に構築される4Gネットワークを駆使し、宇宙飛行士とデータで「対話」しながら連携する。
その任務は、月探査の最大の敵「レゴリス(月面の砂塵)」の調査だ。無口だが頼れるロボットの相棒は、過酷な環境で人類の命を守る重要な鍵を握っている。
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Source: カラパイア
