
アメリカ・フロリダ州にあるタルキン湖にはいくつかの小島が浮かんでいるが、数年前、その1つの島の崖に、一匹の白いヤギがぽつんとたたずんていたのを、たまたまこの島を探索していた女性が発見した。
周囲は水に囲まれ、人影はおろか仲間の姿もなく、とても寂しそうにしていた。本来、群れで生きるはずのヤギが、なぜこんな場所にたった一匹でいるのか?いつからここにいるのか?
動物保護施設の運営者である女性は、社会性の高いヤギにとって、孤独がどれほど残酷で、精神を蝕むものであるかをよく知っていた。
すぐに彼女はこのヤギを連れて帰ることを決断した。それには所有者を確認したり、法的な手続きをとる必要があるが、この状態で放置することはできなかった。
これは、孤独に耐えていた一匹のヤギが、優しい人々に見守られ、ついに群れという名の「家族」を取り戻すまでの心温まる物語だ。
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Source: カラパイア
