
保護犬たちにとって、譲渡会イベントは運命の家族と出会うための最大のチャンスだ。一部の犬たちが新しい生活への切符を手にする中、時には切ない結末を迎えることもある。
2025年12月14日、アメリカ・カリフォルニア州のドジャースタジアムで開催された譲渡会で、参加した犬たちが次々と引き取られていく中、たった1匹だけ取り残されてしまった犬がいた。黒のラブラドール・レトリバー「ウォルドマー」だ。
仲間たちが去り、ひとりぼっちになってしまったウォルドマー。だが、そんな彼に近づいてきた人物がいた。
イベントを主催したメジャーリーグの強豪、ロサンゼルス・ドジャースのマスコットキャラクターだ。
マスコットは寂しげな犬のもとへ駆け寄り、力いっぱい抱きしめ、慰めた。その心温まる交流の様子が話題を呼び、物語はまさかの結末を迎えることとなる。
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Source: カラパイア
