
イギリスの動物保護施設に、1匹のカピバラが保護された。もともと群れで生活する習性があるため、さぞや仲間たちに会えてうれしかろうと思いきや、全然そんなことはなかった。
そのカピバラは同族との交流を徹底的に拒み、何度もカピバラの飼育エリアから脱走を図ったのである。
その理由は、このカピバラの生い立ちにあった。幼い頃から犬に囲まれて育ったせいで、自分を犬だと思い込んでいたのだ。
本来は不可能なはずの1.5mものゲートを7回も飛び越え、犬や人間が過ごす場所へと通い詰める執念を見せた結果、ついにスタッフも根負けすることになった。
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Source: カラパイア
