Image credit: WildSide Exotic Rescue

 イギリスの動物保護施設に、1匹のカピバラが保護された。もともと群れで生活する習性があるため、さぞや仲間たちに会えてうれしかろうと思いきや、全然そんなことはなかった。

 そのカピバラは同族との交流を徹底的に拒み、何度もカピバラの飼育エリアから脱走を図ったのである。

 その理由は、このカピバラの生い立ちにあった。幼い頃から犬に囲まれて育ったせいで、自分を犬だと思い込んでいたのだ。

 本来は不可能なはずの1.5mものゲートを7回も飛び越え、犬や人間が過ごす場所へと通い詰める執念を見せた結果、ついにスタッフも根負けすることになった。

続きを読む…

▼あわせて読みたい
なぜワニはカピバラを捕食しないのか?
聖母カピバラ、ホエザルを受け入れ 種を超えた絆を育む
一方ブラジルでは、カピバラと犬が追いかけっこをして遊んでいた
イギリスの動物園から脱走したカピバラ、ようやく発見するも、幸せそうなので捜索を一時中断
どうしてこうなった?カピバラが排水溝に落ち出られなくなっているところを救助

この記事のカテゴリ:動物・鳥類 / 動画

Source: カラパイア