
謎に満ちた恒星間天体「3I/ATLAS」が2025年12月19日、地球から約2億6870万kmの距離に最接近した。
3I/ATLASは彗星である可能性が高いと考えられており、現在は非常に特殊な軌道を描きながら二度と太陽系に戻ることなく宇宙の彼方へと旅を続けている。
この不思議な訪問者の可能性について、ハーバード大学のアヴィ・ローブ博士は驚きの構想を提唱した。
3I/ATLASのような恒星間天体を、高速の乗り物として利用しようというのだ。かつての探査機では数万年を要した星間空間への旅も、3I/ATLASの凄まじいスピードを借りれば大幅に短縮できるかもしれない。
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Source: カラパイア
