
世界最高峰の医療技術を持つとされるアメリカだが、医療費も世界最高水準であり、多くの国民が生活を脅かされている。
ハーバード大学医学大学院の最新の研究によると、アメリカに住む人の27%、4人に1人以上が、高額な医療費によって家計や心身に甚大な損害を受けていることが明らかとなった。
この問題は、家計の圧迫に加え、費用の不安から必要な受診を諦めざるを得ず、病状をさらに悪化させるという悪循環を生んでいる。
健康を守るための医療が、多くの人々の暮らしを壊す要因となっている実態が、4年間にわたる追跡調査の結果から浮き彫りになった。
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Source: カラパイア
