
北大西洋に浮かぶ181の島々からなるバミューダ諸島。この場所は、船や飛行機が謎の失踪を遂げると語り継がれてきたバミューダ・トライアングルの北端に位置する。
近年の科学的な調査では、こうした失踪事件の背景には、海底から噴き出すメタンガスの泡による浮力の低下や、突発的な巨大波が関係しているという見方が強まっている。
しかし、科学者たちを悩ませている謎はそれだけではない。
実はこの島々は、地質学の理論上ではとっくの昔に海底へ沈んでいるはずなのだ。なぜバミューダ諸島は、今も青い海の上に踏みとどまっているのか。この長年の疑問に対し、最新の研究が真相に迫りつつある。
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Source: カラパイア
