
広大な宇宙のどこかでは、時として現代の天文学者の理解を超えるような不可解な出来事が起きている。そのひとつが、数十億光年先まで輝く強烈な青い光を放ち、わずか数日で消えてしまう一過性の謎の閃光だ。
この現象は、高輝度高速青色光学過渡現象(LFBOT)と呼ばれており、過去数十年間で10数個が発見されている。
天文学者たちは、LFBOTが特殊なタイプの超新星爆発によるものか、それとも星間ガスがブラックホールに吸い込まれているのか、議論を続けていた。
ところが、アメリカの天文学者らが、2024年に発見された過去最大級の明るさを誇るLFBOTを分析したところ、そのどちらでもなく、全く別の真相が浮かび上がってきた。
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Source: カラパイア
