
偽の顔画像がネット上にあふれる今、私たちは画面の向こうの人物が実在するのか、それともAIが作り出した偽物なのかを見極める必要に迫られている。
最新の技術では、一目見ただけでは本物の人間と区別がつかないほどリアルな表情を作り出すことができるため、今やデジタル詐欺やなりすましの道具として悪用されている。
イギリスの研究チームが行った調査によると、何の知識もない人間がこれらを見分けようとすると、当てずっぽうで選ぶよりも低い確率でしか正解できないことがわかったという。
そこで研究チームは、わずか5分間のトレーニングを受けるだけで、AI特有の隠しきれないミスを暴き、偽画像を見破る力を劇的に向上させる訓練法を開発した。
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この記事のカテゴリ:サイエンス&テクノロジー / 画像
Source: カラパイア
