
地球全体が熱くなる地球温暖化が進むなか、灼熱の未来が待っていると思いきや、実は正反対の極寒の世界がすぐそこまで迫っているかもしれない。
アメリカ・カリフォルニア大学リバーサイド校の研究チームが、地球の気候システムに隠された事実を突き止めた。
人類が排出した温室効果ガスが、皮肉にも地球を凍結させるスイッチを押し、次の氷河期の到来を大幅に前倒しする可能性があるというのだ。
暑さが寒さを呼ぶという、一見するとあり得ないような矛盾がなぜ起きるのか。そこには、地球が自ら二酸化炭素を回収しようとして引き起こす、行き過ぎた連鎖反応が隠されていた。
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Source: カラパイア
