
太陽系の最果てに位置する天王星と海王星。私たちは長い間これらの惑星を「巨大氷惑星」や「氷の巨星」と呼んできた。
水やアンモニア、メタンなどの「氷」が惑星の主成分と考えられていたからだ。
だが、スイス・チューリッヒ大学の研究チームが発表した最新の計算モデルによると、これら2つの惑星の内部は、これまで考えられていたよりもずっと岩石質である可能性があるという。
もしかすると、数年後の教科書からは「氷の巨星」という言葉が消えているかもしれない。
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Source: カラパイア
