
1990年の打ち上げ以来、長きにわたって宇宙の深淵を見つめ続けてきた伝説の瞳、ハッブル宇宙望遠鏡がいよいよその旅路の終着点に近づいている。
これまでに60億km以上を航行し、人類に数々の驚きをもたらしてきたこの不屈の観測者は今、地球の大気が生む目に見えない抵抗に阻まれ、最期の時へと向かっているという。
本来であれば、スペースシャトルで回収される計画だったが、シャトルの引退により帰還の道は閉ざされた。
最新の予測では、早ければ2029年、遅くとも2040年までには地球に墜落するとみられ、最も可能性が高いのは2033年頃だという。
人類に尽くした功労者の最期が悲劇にならないよう、制御不能な落下に伴う地上の安全リスクについて、現在も懸命な調査が続けられている。
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Source: カラパイア
