
山火事で焼け野原となった地に、鎮火後の木炭をごちそうにして大繁殖する火を好む菌類が存在する。
米カリフォルニア大学の研究によると、これらの菌類は熱に強いだけでなく、細菌から遺伝子をコピーして取り込むという「水平伝播」により進化を遂げていたことがわかった。
この研究は火災前には土の中に潜んでいた菌が、炭を分解して爆発的に増える理由を遺伝子レベルで解明したものだ。
「火属性」ともいえるこの菌類の能力は、将来的に石油流出などの環境汚染を浄化する技術への応用が期待されている。
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Source: カラパイア
