アメリカの心理学者ナイト・ダンラップが、飛行士の注意力を研究するために開発した初期の「パシュート・テスト(追従テスト)」装置
 Image credit:United States War Department’s Air Service Medical (1919) 

 スマホから目が離せない現代病。実はこれ、脳が機械とシンクロしてしまう「サイバネティック・アテンション」の暴走だ。

 「人間と機械を一体化させる」まるでSFアニメのようなこの概念は、第一次大戦中のパイロット選抜試験で既に確立されていた。

 当時開発された「パシュート・テスト」は、窒息寸前の状態で光を追わせ、人間の反応を機械システムの一部として最適化する実験だった。

 かつてパイロットを改造しようとしたこの測定装置こそが、私たちの脳を支配するシステムの原点だったのかもしれない。

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Source: カラパイア