
中国・四川省にある三星堆遺跡で、約3000年前の「隕鉄」で作られた遺物が発見された。
金属の成分を分析したところ、鉄とニッケルが宇宙空間で数百万年かけて冷え固まったときにのみ形成される、網目状の結晶構造が確認された。
これは当時の技術では人工的に作り出すことができない物質であり、この平らな刃を持つ武器のような遺物は、宇宙から飛来した隕石を直接加工して作られたことを示している。
三星堆は独自の古代文明を持っていることで知られており、遺物は遺跡内の神聖な儀式を行うための穴に埋められた状態で出土した。
この研究成果は『Archaeological Research in Asia』(2026年)に掲載された。
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