
ニュージーランドのウィローバンク野生動物保護区で暮らすブルースは、絶滅危惧種のミヤマオウムのオスである。
ブルースには他の鳥にはない特徴があった。大切なクチバシの上半分が、欠損してしまっているのである。
通常なら、武器としても食物を得る道具としても大切なクチバシを失うというのは、極めて深刻な状況であり、生存にも大きく影響すると思うだろう。
だがブルースは、群れの他のどの個体も使わない独自の戦い方を編み出し、なんと群れのボス(アルファ)になったのだ。
この研究成果は、学術誌『Current Biology』(2026年4月20日付)に掲載された。
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