
太陽系の端に位置する冥王星よりもさらに外側の宇宙空間には、無数の小天体「太陽系外縁天体」がある。
そのひとつ「2002 XV93」に大気が存在することが、国立天文台の有松亘講師率いる研究チームにより確認された。
これは、日本国内の複数地点から観測を行ったことで発見したものだ。
直径約500kmというこの小天体は理論上、大気を保持できるサイズではなく、なぜ大気が存在するのかは謎のままだ。
この研究成果は『Nature Astronomy』誌(2026年5月4日付)に掲載された。
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