
我が子には一番栄養のあるものを食べさせたい。その親心は、7500万年前の恐竜も同じだったことが化石の研究で明らかになった。
米オハイオ州立大学の研究チームがモンタナ州で出土したハドロサウルス科の草食恐竜「マイアサウラ」の歯の化石を詳しく調べたところ、幼体と成体では歯の摩耗パターンがまったく異なっていた。
これは、親は硬くて栄養の乏しい植物を食べながら、子どもには柔らかく栄養価の高い食べ物を優先して与えていたことがうかがえる。
鳥類に特有と考えられてきた育児行動の起源が、はるか恐竜の時代にまでさかのぼる可能性を示す発見だ。
この研究成果は『Palaeogeography, Palaeoclimatology, Palaeoecology』誌(2026年5月15日付)に掲載された
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