
地球の隣、太陽側に位置する灼熱の惑星・金星に送り込まれた冷戦時代のアメリカとソビエト連邦(現在のロシア)の探査機7機は、変形・破損しながらも金属残骸が今も金星表面に残存している可能性があることが新たな研究で明らかになった。
表面温度467℃、地球の92倍もの大気圧という極限環境がとっくに残骸を消滅させたと考えられてきたが、宇宙考古学者のルカ・フォラッシエピ氏らの研究チームは約半世紀を経た今もその痕跡が残っている可能性を示している。
この研究成果は『Geoarchaeology』誌(2026年4月28日付)に掲載された
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