
アメリカのユタ州で、コンクリートミキサーの中から1羽のフクロウが見つかった。羽にはコンクリートが付着しており、保護施設で必死の洗浄作業が行われた。
だが、羽がきれいになっても、フクロウは野生に帰ることができなかった。コンクリートで傷んだ羽は、飛翔時に音を立ててしまう。
闇の中、静かに獲物を狙う「夜のハンター」であるフクロウにとって、「静かに飛べない」ことは、生きるための武器を失うことを意味する。
それでも保護施設のスタッフたちはあきらめなかった。前例のない「羽の移植」が行われた結果、フクロウは再び自分の力で空へと飛び立ったのである。
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