
悪夢の中には、とても怖い魔物のような存在が襲ってくるというパターンがある。
だがこの魔物は、突然脅威的な存在として夢の中に登場するわけではない。
数夜にわたって脅威が段階的にエスカレートするパターンをたどることが多いという。
米ボストン大学のパトリック・マクナマラ博士らの研究チームが被験者を2週間にわたって追跡したところ、魔物は最初は無害なキャラクターとして夢に登場していたが、夜を重ねるごとに恐ろしい存在へと変貌していくことがわかった。
夢を見る人は無力感を覚え、周囲の環境も不気味に変容していくという。
この研究成果は学術誌『Dreaming』に掲載された。
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