一部の白色矮星は死後もエネルギーを発している可能性

 「白色矮星」は、太陽のような恒星が寿命を終えた後に残される星だ。だが、こうした星の死体は、ときに死に抗うことがあるようだ。

 ESAのガイア宇宙望遠鏡が2019年にとらえた観測データの中に、数十億年前から冷却を停止している白色矮星があることが判明した。

 これが意味するのは、「死んだはずの白色矮星の中には、燃料を使い果たしてなおエネルギーを作り出せるものがある」ということだ。

 だがこうした白色矮星は、どうやって死してなおエネルギーを放ち続けているのか? ウォーリック大学(英国)とビクトリア大学(カナダ)の天文学者は、その謎を解明したかもしれない。

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Source: カラパイア