ヴォイニッチ手稿の一部を解読

 謎多き写本で知られる「ヴォイニッチ手稿」は、5人の異なる筆写者によるものと考えられているが、その文章は暗号化されており、未だ解読されていない。だが、最近新たな説が浮上してきた。

 1912年にイタリアでこれを発見した古書蒐集家の名にちなんで名付けられたヴォイニッチ手稿は、謎の文字とほぼ全ページに描かれた挿絵を特徴とする羊皮紙の古文書だ。

 オーストラリア、マッコーリー大学のキーガン・ブリュワー氏らが『Social History of Medicine』で発表した論文によれば、この手稿の主題の1つは中世ヨーロッパにおける「女性の性と生殖」であると考えられるそうだ。

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Source: カラパイア