ヘリコプターやドローンが飛び交うエベレスト

 ヒマラヤ山脈にある世界最高峰の山、エベレストの上空がこれまでにないほど騒がしくなっているという。ベースキャンプやクンブ氷瀑の上空にはたくさんのヘリコプターやドローンが飛び交っていて、もはやかつての静寂はない。

 これは、今年の登山シーズンの準備のため、前例のない「今年限り」という条件で標高6400mにあるキャンプ2へのヘリやドローンによる装備や物資の輸送が許可されたせいだ。

 ルート整備に必要なロープも空輸され、強靭なシェルパのチームが早速作業を開始し、標高7900mのサウスコルに到着している。

 サウスコルは、エベレストとローツェの間の鞍部のことで、エベレストを目指す者のための最終キャンプがここに設営される。
 

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Source: カラパイア