2024年10月15日に公開された画像は、今後6年でユークリッド宇宙望遠鏡が観測する範囲の1%分だ。なおこの宇宙地図は、ESAのガイア衛星とプランク衛星が撮影した画像を組み合わせたもの
Credit: ESA/Euclid/Euclid Consortium/NASA; ESA/Gaia/DPAC; ESA/Planck Collaboration

 ESAが運用する近赤外線宇宙望遠鏡「ユークリッド」がとらえた超高精細な宇宙地図が公開された。

 南半球の132平方度をカバーする208ギガピクセルのこのマップは、ユークリッド宇宙望遠鏡による史上最大の3D宇宙マップ作成という6年間におよぶ旅の始まりを告げるものだ。

 公開された画像は全体のほんの1%でしかない。どんだけ宇宙広いんだよってことだ。だが、これまで誰も見たことがないほど繊細な銀河の姿を私たちに教えてくれる。

References: Euclid “Dark Universe” Telescope Unveils Stunning 208-Gigapixel Window Into the Cosmos / ESA – Euclid survey’s sneak preview

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Source: カラパイア