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 宇宙の時間の流れで見ると、それは驚くほど早かった。ビッグバンからわずか1億年後、宇宙にはすでに生命が誕生していた可能性があるという。

 最新の研究では、宇宙最初の超新星爆発が大量の水を生み出し、生命の基盤となる環境を整えていた可能性が指摘されている。これまで水は星々が長い時間をかけて生成したと考えられていたが、この研究はその常識を覆す内容だ。

 あくまで仮説に過ぎないが、仮に正しいとするならば、宇宙の進化や生命の誕生の理解を大きく変えることだろう。

References: 1st supernovas may have flooded the early universe with water — making life possible just 100 million years after the Big Bang | Live Science

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この記事のカテゴリ:知る / 自然・廃墟・宇宙

Source: カラパイア