中世の吸血鬼のイメージ図
Image by Syaibatul Hamdi from Pixabay

 南ヨーロッパのクロアチアで、13~16世紀にさかのぼる奇妙な墓が見つかった。

 遺骨の頭部は意図的に切断され、少し離れたところに置かれていた。その他の骨も自然な状態ではありえない方向に動かされていた。

 カラパイアの読者ならピンときただろう。このような遺体は吸血鬼のものとされた可能性が高いのだ。

 故人が墓からよみがえらないように、このような奇妙な埋葬をしなくてはならないほど、中世には恐ろしい吸血鬼伝説があったのだ。

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この記事のカテゴリ:知る / 歴史・文化

Source: カラパイア