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人間がコロッケにソースをつけたり、野菜にドレッシングをかけるように、オウムの中には、食べ物に味付けをして、工夫しながら食べる仲間がいた。
オーストリアのウィーン獣医大学の研究者チームは、インドネシアに生息する、シロビタイムジオウムが、与えた食べ物を、味付きのヨーグルトに浸して食べるという驚きの行動を確認した。
この行動は単なる偶然ではない。その証拠に、オウムたちは食べ物を水に浸けることはせず、味のついたヨーグルトにだけ浸してから食べるという選択をしていたのだ。
味をつけておいしく食べる工夫は、霊長類では確認されていたものの、鳥類で確認されたのは初めてだという。
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Source: カラパイア