火星でがんばるキュリオシティ NASA Goddard/Youtube

 2012年8月に火星に到着して以来、黙々と地表を掘ってはサンプルを集めるお仕事をしているNASAの火星探査車「キュリオシティ」が、驚くべき発見をした。

 火星の古代湖跡と考えられている、ゲール・クレーターで過去最大の有機分子を発見したのだ。

 これらの分子は約37億年前に形成されたと考えられており、地球上の生物には不可欠な「脂肪酸」を構成するものだ。

 生命の存在を示す直接的な証拠ではないが、古代の火星では、生命の誕生に不可欠な複雑な有機化学反応が起きていたことを示している。

 この発見から、火星の過去の環境や、生命の痕跡についての新たな手がかりが得られるかもしれない。

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Source: カラパイア